親の負担

小中学生

少年野球のチームを選択するときに
必ずと言っていいほど出てくる
「親の負担」
というワード
今回はこれについて
我が家の経験を書き記していこうと思います。

まず
「親の負担」というザックリとした言葉ですが
何が「負担になるのか?」は
各家庭によって異なると思います。

言葉だけが先行して
「親の負担がキツイ」からヤメておこう
みたいなのはどうなんでしょう?

子どもが「やりたい」のであれば
それを理由にやらせないのは違うと思いませんか?

とはいえ
そんなこと「できないし」ということもあるでしょう。
なので思いつくものを今から列挙していきます。

まずに「母親の負担」について
ほぼこれに尽きるのかと思いますが
母親の負担は大きいです!
が、これは野球に限らないと思うんです。

  • 毎週のお弁当作り
  • お茶当番なるもの
  • 監督・コーチへのお茶出し
  • スコアブックをつける
  • 周りの母親と上手くやる

ざっとこんな感じでしょうか。
ではこれを1つずつ見ていきましょう!

最初に「お弁当作り」
これは本当に大変だと思います。
我が家は息子2人で野球をやっていますから
お弁当が2人分
さらにボクの分と自分の分
結局、家族全員分のお弁当を土日に作らなければなりません!

ボクは仕事に行くときにお弁当を持っていくので
カミさんは結局
毎日ボクと自分の分を作っている上に
土日には倍の4個になります。

でも、カミさん曰く
1個作るのも2個作るのも
「そんなに変わらない」とのことなので
言葉に甘えれば
そういうことなのでしょう!(笑)

ボクが考える1番のポイントは
晩飯です!

結局のところ
母親が少年野球に参加すると
1番困るのは晩ご飯の準備だと思うんです!

朝早くからお弁当を準備して
さらに晩飯の準備をしておくことは
かなり厳しいです!

とくに日の長い期間は
練習終わりが6時過ぎますから
そこからの準備では
とうてい間に合いませんし
さすがに負担が大きすぎます!

冬は練習終了が早いので
まだ間に合うかもしれませんが
それでも大変です!

冬の週末は基本「鍋」でした!
あるものを鍋にぶっこんで食べる!(笑)

夏は総菜を買ったり、牛丼ですませたりです。
子ども達にも文句は言わせません!

さて
母親が送迎だけをして帰宅すれば
晩ご飯のことは考えなくても済むかもしれません!
ところが
子どもが複数いるとそういうわけにはいかないのです!

これは各チームによって状況が異なるので
我が家の話として捉えてください。

ウチの子は兄弟で4学年離れています。
兄が小6のとき、下は小2です。
さすがに同じチームとはいえ
練習場所が違ったり、試合と練習といった具合に
同じ場所に兄弟が揃うことは
まずありませんでした。

つまり親はそれぞれ1人ずつ
子どもにつくことになります。
だから食事の支度は本当に大変なんです!

母親あっての「習い事」なので
とにかく少しでもカミさんのストレスを減らすこと
を考えていました!
父親の役割のほとんどはココじゃないですかね?(笑)

次に「お茶当番」
よく言われている「親の負担」の多くは
これを指すように思います。

コレってどうなんでしょうね?
ウチの子達が所属していたチームは
母親達のヤル気が凄くて
当番じゃないのに必ずといっていいほど
母親達が練習を観ていました!

これは特異な例なのかもしれませんが…

実はボクは土曜日が仕事なんです!
だから土曜日は練習はおろか
送迎すらできないことがほとんどです。

他所の家庭よりも
母親の負担は大きかったと思います。

こういうご家庭もあるでしょう!
その時はどうしていたか?
というと

まず「お茶当番を日曜日にしてもらう」
これでボクが参加できますから
ボクが当番の仕事をやります。
もちろんカミさんも当番なんて日もあります!

我が家が経験した中で1番しんどかったのは
ボクが日曜日も出勤しなければならない日があるので
そこはもうてんやわんやです!

祖父母やチームメイトの助けを借りて送迎して
何とかやってこれました。

ちなみに土日仕事のご家庭もありました。
そこはどうしたか?
それは1日グラウンドにいることはできませんから
もちろん強制しません!
仕事しなきゃ子どもの野球どころではありませんから(笑)

そのお宅が当番の日は誰か
グラウンドにいる人で賄います!
代わりにそのお宅の人は
「お茶」を準備する

ウチの子達が在籍した少年野球チームでは
監督・コーチへのお茶出しはありませんでした。
それぞれが持ってきていましたし
欲しかったら直接言いに来てました。
唯一あったのは
監督・コーチが保護者じゃない場合
監督のお昼をコンビニまで買いに行く!
という作業です。

練習中の選手のケガや熱中症対策などは
グラウンドにいる人でやってましたし
当番だからと言って
「いなければならない」ということではありませんでした。

ただ
中学校に上がって入った
「硬式野球のチーム」
これらの事柄が何ひとつ通用しませんでした!

監督・コーチへのお茶出しはもちろん
お弁当の手配
お客様への対応
もちろん雑用もありました。

正直
「硬式野球のスタッフはそんなに偉いの?」
って思うくらい崇め奉らなければならないチームもありました!(苦笑)
幸い、ウチはそこまで…ではありませんでしたが
少年野球のそれとは比較になりません!

なので少年野球で
そこまで過敏になる必要はないかな?と思いますが
チームによっては
厳しいチームもありますから
「要確認!」です!

チームにいた人で困るのは
「託児所感覚で少年野球チームに預ける人」
です。
確かにグラウンドにいるメンバーでできることはやりますが
それはあくまでも
「やむにやまれぬ事情で来れない場合」であって
「じゃあ、よろしく~」みたいな人はちょっと厳しいですね。

グラウンドで練習だけでなく
移動して試合とかもありますから
みんなで配車して出かけることもあります。

そういうのってやはり信頼関係の上に成り立つので
「預けておしまい」はやはり厳しいです。

過去に配車が足りなくて
そういうご家庭の方にお願いをしたことがありました。
返ってきた言葉は
「なんでウチがそんなことしなきゃいけないんですか?」
でした!(笑)

こういうレベルではさすがにムリです。
逆にいえば
こんなんじゃなきゃ何とかなると思いますケド?

子どもと同じ時間を過ごせるのって
本当に楽しいし貴重だと思います!
大変なこともありますけど
それを差し引いても
「子ども達が魅せてくれる最高で最幸の笑顔」だけで
十分価値あると思いますよ!

スコアブックをつけるのも
母親がやっているチームが多いです!
これもきっとやってくれる人がいますし
できないものを強制されることはないと思います!

母親の負担と言われて
思いつくものを挙げてみました!

次は父親の負担

  • 金銭面(笑)
  • 審判
  • 周りとの付き合い方

くらいでしょうか?
母親に比べるとハードルが低めな気がします!

やはり1番は道具にかかるお金!
特にバット!
もうレガシーとか買え!なんて言われたら…
「恐ろしい…」(笑)

バットの値段を聞いたとき
「えっ?」って言っちゃいましたもん!(笑)

1万くらいじゃないの?
なんて思ってましたがさにあらず。

いや、それくらいのもありますし
それでもいいんですけど
少年野球をやるとわかります!

将来プロに行くんじゃないの?
みたいな子は一旦置いておいて
バットの値段と飛距離はかなり比例します!(笑)

レガシーが発売されて
また野球が変わりました!

昨年の12球団ジュニアトーナメントで
ドラゴンズジュニアの小久保颯弥選手が
神宮球場のレフトスタンド(しかも中段くらい)に
特大ホームランを打ち込みました!

彼の技量+バットの性能です!
打った瞬間
まるで山田哲人選手が打ったかのような弾道のHRでした。

レガシーが出てから
外野手は下がれるだけ下がるようになりました。
前に落ちたヒットはOK!と。
その代わり上を越されないようにと
明らかに守備位置が変りました。

ちなみにそのバット(ビヨンドマックスレガシー)は
ザックリ5万円です!(笑…えない)

グラブは2万円くらいでしょうか。
それ以外にも
打撃用手袋に守備用手袋
バットケース
チームバッグ
チームで揃えるユニフォーム類
遠征費

加えて
親が着るお揃いの服…

金銭的な負担は大きいかもしれません。
ただこれも工夫次第で節約できます!

グラブは買った方がいいと思いますが
バットは先輩達から安く譲ってもらってもいいですね。
我が家はグラウンドコートはお下がりを貰って
2人とも着てました!

ボク個人的には
「審判」はハードルが高かったです!
だってルール知らないし!(笑)

なんとなくはわかりますよ?
でもインフィールドフライとか
アウトの置き換えとか
細かなヤツがあるんですよ!

あとは少年野球にしか起きないような珍プレー的なヤツ
そういうのがニガテでした。

ですが
長男の時はほとんど審判やってません!(笑)
チームメイトのお父さんがやってくれます!
毎週行ってると
「あ~いいよ、いいよ」ってみんな言ってくれます!
その代わり整備とか
他の仕事は率先垂範です!(笑)

周りと上手くやるのがニガテでなボクでしたが
通ってるとそのうち打ち解けてきますし
長男のチームメイトのお父さんとは
いまだに飲みに行きますよ!

だからちょっとした「覚悟」と「常識」があれば
大変な事じゃないと思います。
とはいえ
そうでないチームもたくさんありますから
しっかりと下調べをしましょう!

上に挙げたように
お茶当番はこういう風でもいいですか?とか
土日に仕事の時はどうすればいいですか?とか

あとは母親同士がお友達だったりすると
入りやすいかもしれません。

親も楽しくないと続けられないですからね!

そうそう
「変った人」というのはどこの世界にもいるので
合わない人とは上手に距離を取ればいいと思います。

くれぐれもチームの下調べをぬかりなく!
子ども達の笑顔本当にいいですよ!

家族旅行に行けなかったり
大変だと思うことも多いと思いますが
ボクは(カミさんも)2人の息子達に感謝しています!

少年野球のおかげで
子ども達とずっと一緒の時間を過ごせましたから。

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