仕事の合間を見て
クライマックスシリーズ第3戦の横浜vs阪神戦
を観ていました。
正直なところ
阪神が3位になった時点でちょっと厳しいな
と思っていたのでCS敗退に関しては
「残念だったな」程度です。
それよりも来期、イヤ
三浦大輔が監督の内に必ず
「優勝」をお願いします!というだけです。
三浦大輔という男は
横浜以外の球団にいれば
200勝できた男だと思います。
そしてわずかばかりその可能性が残った
「FA」のタイミング
ファンを含めて多くの人が
番長の阪神移籍を覚悟しました。
あのタイミングなら
もしかしたら達成できるかもしれないなぁ
と思っていましたし
200勝の試合が横浜戦にならないことだけを
願ってました!(笑)
それくらい移籍は規定路線に思えていました。
それが横浜に残ってくれ
さらに
200勝のことを問われた番長は
横浜にいたからこれだけ勝てたんです!
とさえ言ってくれました。
こんな男を誰が見捨てられましょう。
そして200勝は達成されることなく
横浜で引退しました。
そればかりか引退セレモニーで
「三浦大輔はずっと横浜です!」
と言ってくれました!
「横浜を出る喜び」と揶揄した選手とは
思い入れが違います!(少なくともボクは)
※揶揄した選手もキライではないですよ、念のため
さて前置きはさておき
CS3戦目の最後のシーン
色々と話題になっていますね。
こんな三浦贔屓のボクですら
「あそこは大田1択だろ?」と思っています。
サヨナラの雰囲気が出来上がり
バッターバックスに迎えて怖い打者は誰か?
大田泰示しかいません!
阪神は前進守備
外野も前進!
1点もやらないし、最悪2点は阻止する体制
速く強いゴロでも間を抜けるし
何なら外野フライはおろか
外野の頭の上を超えるヒットを
大田なら打ったかもしれません!
四球で歩かせ
初球真っすぐ1点読みで大田が振れば…
ですがバッターボックスには
藤田!
代打は藤田一也でした。
それを見て
「あ~初球スクイズで勝負するんだ!」と思いました。
満塁でスクイズとはスゴイ選択だなぁ~と。
で、1点取って2死から大田でサヨナラか!と。
ところが藤田はド真ん中の初球をセカンドゴロ併殺という
悪夢のシナリオの主役になってしまいました。
実は藤田が出てきて
「初球スクイズなんだな」と思ったその刹那
藤田がサヨナラヒットを打って
すご~~く嬉しそうに飛び回ってる姿も
イメージできました!
アレ?打たせるのかな?と。
思った頃には藤田は打っていました!
藤田もまた
暗黒時代の横浜の救いの光でした。
「横浜が好き」と公言してくれ
トレードが決まった時には
バスの前で手を振り泣いていた姿を
横浜ファンは忘れていません!
その後の楽天での活躍は嬉しかったし
今シーズンキャリアの最後に横浜に戻ってきてくれて
本当に嬉しかった。
これが横浜の弱さなんでしょう。
別の監督ならば
代打は大田だったのかもしれません。
でも情に絆され(たかどうかはわかりませんが…)
藤田を代打に選んだ98年戦士達だからこそ
横浜らしく
だからこそボクは横浜ファンをやめられないでいるんです!
三浦が監督就任した時
采配にケチをつけないとボクは決めました。
今回のことも
ボク個人は大田一択ですが(笑)
帰ってきてくれた98年戦士達と
三浦大輔が決めた
「代打!藤田」ですから
何も文句はありません!
選んだベンチの監督・コーチの一人ひとりに
思い入れがあり
選ばれた藤田に強い思い入れがあり
その彼らが織りなすドラマですから
何の不服がありましょう。
ペナントレースを優勝していたならまだしも
2位の時点で今シーズンは終了です。
日本シリーズはやはり優勝したチームがいくべきです!
来シーズン
ペナントレースを制し
三浦大輔が胴上げされているところを
見せてください!
帰ってきてくれた
石井琢朗が鈴木尚典が斉藤隆が
胴上げされている番長の横で
笑っている姿を見たいんです!
采配批判している人達も悔しいんです!
だって違う選択ならサヨナラだったかもしれないんですから!
でも今シーズンは終わりました。
皆で来年を楽しみにしましょう!
そして来年の今頃
胴上げされた三浦の姿をみれていることを願って。
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