［グラブやバットはキチンと置いてありますか？］
練習前、あるいは練習中の用具
バット・グラブ・プロテクター・ボール・ヘルメットなどなど
キチンと整頓されておいてありますか？
もちろんこういう事に無頓着な指導者の方もいらっしゃるでしょう。
保護者の方も同様です。
「なんか意味あるの？」と。
皆様はどうお考えですか？
ボクはメチャメチャ重要だと考えています！
「揃えられていない！」
「やりなお～し！」
みたいな光景はよくあるように思います。
「なぜ、道具が揃えられていないのいけないのか？」
これをしっかり教えてあげないと
「意味あるの？」に繋がってしまいます。
同様にアップのランニングで脚が揃っているのか否か？
あいさつが揃っているか否か？
こういったことも根本は同じじゃないかなと思います。
恥ずかしながらボクは学生時代
「なんか意味あるの？」派 でした！ｗ
監督や先輩に叱られますから
それなりにキレイに整頓していたとは思います。
ですが、心の中では
「シューズを揃えたら試合に勝てるのかよ？」
と思っていました。
［常総学院の木内監督］
ここにも書きましたがボクはバレーボールをやっていました。
公立高校ではありましたが
先輩や後輩達は県大会を制しています！
（ボクらの代だけ弱かっ…）
公立高校のクセにバレー部専用のバスがあり
毎週、遠征にでかけていくようなチームです。
手前味噌ではありますが「強豪校」でした！（先輩と後輩達は…）
そんな部活ですから
「あいさつ」だの「整頓」だの厳しく指導されました！（笑）
夏休みには毎年
「常総学院」へ合宿に出かけました。
丸い吹き抜けのある立派な校舎で
何階建てなんだろう？７階くらい？
教室はエアコン完備だし
「うらやましい」と思いながら寝泊まりしていました。
食事は常総学院内の食堂でいただきました。
ウチの高校以外にも何チームも泊っていたので
食事も複数チームでとりました。
そんな中で
「常総学院の野球部」のメンバーが入ってきました！
食事をとりつつも
「おおっ」と横目でみていました！（笑）
１番最後に食堂内に入ってきた選手が
下駄箱の靴をすべて揃え直しているのが見えました。
ウチのチームのもですし、他のバレー部の分もすべてです！
ボクらもそれなりにキレイにしていたつもりです！
叱られますから！ｗ
「キレイに並べてあるのに… イヤミか？」と思ったのを覚えています！
食事を終え、下駄箱に行ってみるとどうでしょう
ボクらもそれなりにキレイに…
なんて恥ずかしくて言えないレベルに揃えてありました。
上手に説明できませんが
各段に横に５足くらい（失念）入っていたと思うのですが
まずそれが踵の位置が下駄箱のツラに揃えられていて
さらに上段と下段の位置もキッチリ揃っています。
それが何段にもわたって寸分の狂いなく並べられていました。
しかもそれを並べるまでに大した時間を要していませんでした。
ボクがチラ見してから、ひと口、ふた口ご飯を食べている間の出来事でした。
「本当に強いチームというのはこういうものか！」
とまざまざと見せつけられました！
食堂を出てグダグダしていると（←弱いチームｗ）
野球部のメンバーの子が出てきたので
お礼を言いつつ
「スゴイですね」と話しかけてみると
「いえ、普通です」と言って去っていきました！（笑）
時間管理も徹底しています！
改めて「木内監督スゲぇ」と思った瞬間でした。
［揃える意味］
以来、事あるごとにいろいろなチームの
チーム道具や挨拶などを見るようになりました。
そしてボクなりの結論に至りました。
これが正解！ではなく
あくまでボクは個人的にこう考えます！というお話です。
強いチームには「緊張感」がある！
そしてその「緊張感」が一挙手一投足に現れるのだと思います。
見られているという「緊張感」もあるでしょう。
今からやります！と気持ちを切り替えるスイッチでもあるでしょう。
細部に気持ちを行き届かせ
皆で１つのものを作り上げる過程において
「緊張感」が必要なのだろうと考えます。
練習時間には限りがありますから
ダラけている時間はありません。
１分１秒を無駄にしないためにも
道具は揃っていた方がいいし
グラウンドは歩かない方がいいでしょう。
まぁ「緊張感」のあるチームの道具は
勝手に揃ってますけどね。
ランニングが揃っていた方がいいのは
チームスポーツだから。
相手の気持ちを考え
このぐらいの歩幅、ピッチでいくんじゃないか？と考えて行動する。
その一環がランニングであり、あいさつではないかなと。
個人種目なら自分のことだけでいいですもんね！
ある状況下で
皆が同じことを考えて行動できるチームは強いですよね！
ボクはそう考えているので
子ども達にもそう伝えています！
もちろん他の考えもあるでしょうし
そもそも揃ってなくてもいいという人もいらっしゃるでしょう。
ボクは論破する気もないですし、そういう考えも尊重するので
厳しい反論はナシでお願いしますね！（笑）
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